2010年9月1日水曜日

「鉄道模型シミュレーター」とは?

「鉄道模型シミュレーター」とは、「アイマジック社」が開発し販売している鉄道模型をシミュレートするソフトウェアです。3Dの仮想空間に部品を並べていき、レイアウトを自由に作成することができます。一般的には、「VRM」と略称で呼ばれています。ソフトウェアの構成は、情景やレイアウトを作成する「レイアウター」と、作ったレイアウトの中で鉄道模型の車両を走行させる「ビュワー」の2段構成です。最新バージョンは「5」で、リリースバージョンが同パッケージを追加すると、さまざまな機能や使用できる部品の数が増えます。

「鉄道模型シミュレーター」は、1998年に発売が開始され、現在では、発売元のオンラインショップでは販売が終了しています。

「鉄道模型シミュレーター2」は、1999年に発売が開始されました。「レイヤー機能」が搭載され、“立体交差”ができるようになりました。さらに、「バリアブル・レール」が収録されたことで、自動でポイントの切り換えができたり、任意でレールの長さを設定できたりする機能が付きました。

「鉄道模型シミュレーター3」は、2001年に発売が開始され、「2」に比べて使用できるポリゴン数が増えました。さまざまな優れた機能が搭載され、車両変換ツールを使うことで、「2」の車両データを「3」に引き継ぐこともできます。

「鉄道模型シミュレーター4」は、2005年に発売が開始され、「3」よりも、高密度でポリゴン数を増加させた3Dモデルを描画できるようになりました。また、車輪が回転したり、車両の連結や切り離しを行ったり、美しい夜景や照明を表現したりできるようになりました。さらに、鉄道模型の車両を自動運転させるなど、複雑な動作も実現可能になりました。

「鉄道模型シミュレーター5」は、2009年に発売が開始され、「4」と同様に、影や太陽光を再現させることができます。


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