2010年9月1日水曜日

「Bトレインショーティー」とは?

日本の鉄道模型は、現代の住宅事情によって小型化の傾向にありますが、もう1つの傾向として、車両の“短縮化”も見られます。「Bトレインショーティー」が、その具体例です。つまり、車両を1/3程度の長さにデフォルメしたマスコットモデルのことです。

ディテールに関しては、従来の「Nゲージ」と比べると、Bトレインは劣りますが、手軽に買える価格なので、かなり普及してきているようです。

また、普及を促す要因として、車体が短いのでカーブの半径も小さくなり、小型レイアウトを設置しやすいことも挙げられます。長い車両だと、カーブするには長い半径が必要となります。長い車体のリムジンを思い浮かべると分かりやすいでしょう。車両の長さを短くすることにより、半径が小さめのカーブレールを用いても、曲がることができるようになり、スペースのより少ない場所でも、鉄道模型を十分楽しむことが可能になるのです。

「Bトレインショーティー」は彩色してあるので、パーツを組み立てていくだけで、手軽に作ることができるのも特徴です。それでは、Bトレインの作り方を説明します。

まず、ニッパーを使って、パーツをランナーから切り取ります。台車を組んで、シャーシを組み立てます。ガラス部分の前後にブロックを付けて、屋根を取り付けます。側面を取り付け、妻板と正面パーツを取り付けます。車体をシャーシに取り付けて、車体レリーフ、前後のカプラーを取り付けます。デカールをカッターで切り取り、車体に貼り付けたら完成です。


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