「壬生町おもちゃ博物館」は、栃木県の壬生町総合公園内にあるおもちゃの博物館です。壬生町には玩具メーカーの工場や倉庫が集合している団地「おもちゃのまち」があり、古くからおもちゃと深い関係があることから建設されました。
1階は「おもちゃのワンダーランド」として、見たり聞いたり触ったりできる体験型展示が行われいます。2階には、おもちゃの歴史や文化をはじめとし、数多くのおもちゃが展示されています。3階は「展望室」として、壬生町の緑豊かな街並みを一望することができます。
2005年には、開館10周年記念として「ジオラマ棟」が増築されました。1階には、食事スペースとして利用できる多目的ホール「わくわく夢広場」があり、2階は「鉄道模型の部屋」となっており、1階の連絡通路で本館と繋がっています。「鉄道模型の部屋」には、鉄道模型の車両をはじめとして、鉄道に関係する資料が展示されています。また、HOゲージとNゲージがジオラマ展示されています。Nゲージのジオラマは路線数が6本で、世界遺産の18の建築物も配置されています。HOゲージのジオラマは、操作席が床面よりも高くなっており、全体が見渡せるようになっています。さらに、サウンドが流れるので、運転の臨場感を味わえます。
また、毎月第3日曜日の13:00~16:00には、1階おもしろ工作室で「おもちゃ病院」が行われています。そこでは、ボランティアの方が、壊れた鉄道模型やおもちゃの修理を無料で行ってくれます。調子の良くない車両やおもちゃがあれば、気軽に持って行ってみてください。
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