「ミニチュアワンダーランド」とは、ドイツ・ハンブルクにあるHOゲージ鉄道模型の世界最大級レイアウトです。
コンピューター制御によって、実物と見間違うような列車や車の模型が、本物のような動きで走行しています。列車はクルクルとただ走っているのではなく、ちゃんと駅に停車します。また、車については、レールなどのない道路を右側通行で本物のように走り、しかも、信号が赤の場合は停車します。さらに、右折する場合は、自動的に右折斜線に入って曲がります。峠を走る大きなバスやトラックは、対向車にぶつからないように、手前で停車してうまくすれ違うなど、その素晴らしい技術に驚くばかりです。
鉄道模型好きな人はもちろん、模型に興味のない人が行っても、その素晴らしいレイアウトに感動するはずです。列車や車以外にも、人々の模型は、まるで生きているかのような仕草をしており、その世界に入り込んでしまいそうです。
2008年2月現在では、レイアウトの総面積が1,150平方メートルで、総工費は日本円で約13億円です。現在では、ハンブルク、アメリカ、北欧、オーストリア、スイスなどのレイアウトがありますが、まだ6割程度しか完成していないようです。2011年にはフランスが完成する予定で、2012年にはイタリアが完成する予定のようです。
屋内施設なので、天気が良くない日でも十分楽しめます。ハンブルクに行く予定のある人は、ぜひ行ってみてください。また、鉄道模型が大好きな人なら、「ミニチュアワンダーランド」を訪れるために、ハンブルクへ旅行する価値もあるかもしれません。週末はとても混雑しているので、入場予約をしてから行くと良いでしょう。
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